今週のIRは株式新聞社主催のフコクのものに行ってきました。産業用ゴムは、まったく未知の分野だったので、また面白く拝聴していました。第二部は、株式新聞社「タカさん」の講演で、毎度のことながら、銘柄の話など、興味深く拝聴しました。アーク、まだまだ、強気のようです。ちなみに、フコクさんは、太っ腹のようで、お土産に、腕時計をもらいました。防水ゴムか何かの関係なのでしょうか。いい記念品になりました。。。セミナー関連の銘柄では、先日のメディシノバを少しつまみました。ああいう、だらだら下げている銘柄は、つい買ってみたいと思ってしまいます。本当か嘘か知りませんが、熱いお湯に蛙をつけると、蛙は驚いて逃げるので死なないが、冷たい水からゆっくりと暖めていくと、茹で蛙となって死んでしまうとのことで、相場でも、暴落に買い向かっても死ぬことはなくても、だらだらとした下げを買い下がると、茹で蛙のようになってしまうとのこと。。。本当なのでしょうか。。。海老や蟹を茹でるときは、熱いお湯でも、水からじわじわでも、どちらでも、赤く茹であがってしまいますが、相場の場合も、暴落を買い下がっても、だらだらした下げを買い下がって、死にかけたことはありますが、まぁ、今でも元気にしていますし、人の言うことなど、あてにならないのかもしれません。。。
それはともかく、選挙前に目先の天井を打つのかと、玉整理を始めようと思いつつ、本格的な仕込みはその後のお楽しみとなるでしょうか、それとも、仕込めずに傍観者となってしまうのか、資金配分が一番の問題という気がしています。。。そんなことを考えながら、リンク集など、ホームページは少しずつ改良しています。証券広報センターは、証券教育広報センターに名称を変えたようです。「教育」って、言葉を使われると、なんか、啓蒙主義の残党のようで、反発心を感じるのですが、いかがなものでしょか。。。とは言え、私が非常勤で行っている学校には、社会人入学の学生さんも多いのですが、みんな素直で熱心で、こちらが勉強させてもらってるって感じなのに、逆に、「教育」って言われると、なんか大きなお世話だという気がして、身構えてしまいます。世の中の人って、みんな素直で、勉強熱心なんでしょうか。。。まぁ、私は、人の意見を聞くのが大嫌いなひねくれ者なんですが、損な性格だといわれる一方で、他人に左右されずに、自分の世界を守って、生き延びてこられたのは、まさに、これが幸いしたのではないかと密かに思っています。。。
2005/8/31
どちらのセミナーでも、第二部は、評論家やアナリストなどの講演がありますが、こちらは玉石混交という気がしています。特に、アナリスト系のマクロ経済の話は、興味深いものもあれば、大学の一般教養の講義を彷彿させられるものと色々で、評論家にしても、どこか論語知らずの論語読みというような感じがすることが多いように思っています。先日は、評論家・植○氏のことをちょっと書きましたが、今回は北浜流一郎氏の講演を聴き、こちらは、どこか相場を知った人という感じがしています。いったいどう中身が違うのか、もうひとつ自分でもはっきりわからないのですが、どこか質的に違う気がしてなりません。株式雑誌でいうなら、「産業と経済」と「ZAI」の違いとでも言うのでしょうか。。。「ZAI」は、ぱらぱらと立ち読みする程度ですが、植○氏に感じるのと同じような、雑音として聞いておく程度はいいかもしれないが、参考にならないというか、どこか違和感を感じるのです。あえていうなら、不確かなものを、何か自分の持つ公式で押し切ろうとするとでもいいましょうか、どこか権威めいたものを演出して、力で割り切ろうとしているかのような印象といいましょうか。。。断定できないものを断定したり、どうでのいいような細かな薀蓄話で人を煙に巻いたり、自己を尊大に見せるために大法螺話やはったりをかましたりと言いましょう。。。具体的な事例をあげない限り、印象批評に過ぎず、私の好き嫌いだけの問題になってしまうかもしれませんが、まぁ、事例研究は各自にお任せするとして、私にとっては、どこか相場とは逆のもので、学ぶべきものを感じない気がしています。一般的な人間関係や会話の中にもこういうことはありますが、どうも、私とは相性が悪く、真剣に付き合って、こちらの平常心を撹乱されると困りますので、遠くの雑音程度にとどめておくべきものだと思われます。かつて、バブル時代に日経平均4万円説を自信満々に唱え、それに異を挟む人間を、舌先三寸の大法螺話で煙に巻いていた面々と同根であって、その口車に乗せられるのは百害あって一利なしという気がしてなりません。大法螺評論も熱しやすい人間の典型、一種のギャグ、パロディーとして軽く受け流し、パラドックスと捉えるならよいのでしょうが、それに巻き込まれてしまうことは危険であり、ろくでもない結果になることが多いと思われます。やはり、大切なのは、たとえ晦渋なものであったとしても、思考の過程、心の逡巡であって、単純明快な大法螺、はったり、法則なんかではないのだろうと考える今日この頃です。
それはともかく、ニイタカの株主総会は、創業会長亡き後、どうなることかという気がしていたのですが、更なる増収増益に進む気概を感じることができた気がしました。総会前には、「失敗をしたお金持ち」とかいうテレビ番組の録画を放映してたのですが、創業会長の偉業を偲ぶのではなく、現社長を主人公とした再現ドラマでエピソードが紹介されていました。総会参加者は少なく、関係者風の人が多かったようです。お土産はジェフグルメカード500円分、ちょっと渋いような。。。IRセミナーに話を戻しますと、ゼクスには土産はなく、メディシノバはボールペンでした。
2005/8/26
それはともかく、お盆は、例年にない大相場となってしまい、すっかり買い場を逸してしまいましたが、ここでの買いは諦めて、利食いできるものから、持株の整理を少しずつ始めています。こういう上げ相場でも、じり安の銘柄もありますが、損切りではなく、次の暴落待ちを基本に、ゆっくりと買い下がりの方針で望むつもりでいます。とは言え、選挙での改革派の敗北の可能性は低く、もう暴落はない可能性もありますので、若干の仕込みは行ったのですが、参考までに今週の仕込み銘柄を言いますと、電産コパル、トーソク、黒田電気他というところです。
本日は、日○證券系のセミナーで、アスクルとエスケーエレクトロニクスのIRと、○木靖雄氏の講演を聴いてきたのですが、植○さんの話は、テレビでも講演でも、大風呂敷で面白いと思うものの、なんか口先評論家の典型という気がしてなりません。剣術家にしろ、大相場師にしろ、自分の秘伝は愛弟子に直伝するだけで、書物として公にされたものは、あくまでも、残り滓というか、ぼやかしたものに過ぎないとのことですが、植○さんが言う自分が言うとおりやったら、勝てるという方法を聞いていると、ギャクとして受け取ると面白いと思うものの、その内容は・・・、という感じです。。。先日は、株式新聞社と証券広報センターのIRセミナーが重なり、両方を梯子したのですが、今回は、広報センターをボツにしました。やはり、2社分のIRと、大法螺評論家、参加企業によるお土産の魅力には勝てない気がしたのでした。
アスクルからは、蛍光ペンとダブルクリック、エスケーエレクトロニクスからは、カラフルな色の付箋か何か・・・何でしょうかを頂きました。会場ではペットボトルの水は有り難いのですが、水は土産に貰うことにして、持参のお茶を飲んでおりました。。。タダで物を貰うのは嬉しいもので、乞食は三日やったら止められないという心理はよくわかるのですが、無料のセミナーで、色々は話が聞けた上にタダで物まで貰っているにもかかわらず、物溢れの時代、ついつい欲が出て、不平の一つも言ってしまったりで、因果なものだと我ながら思ったりしています。。。ある意味、人に物をあげることよりも、物を貰うことの方が難しいのかもしれないと思ったりもしました。
2005/8/20
暴落といえば、本業廃業で上場廃止が決まった(?)グローバリーがありますが、金貨の株主優待は継続するというので、ちょっと、また買ってみたいと思いつつ、顧客を騙して成長してきた企業体質を考えれば、株主優待がいつ廃止されるとも限らず、迷うところです。実は、当方、買ってはいけないと言われる銘柄を、勝手はいけないといわれる状況で買うのが趣味みたいなところがあり、これで、成功したこともあれば、大失敗に終わったこともあるのですが、買いたくて、買いたくて、うずうずしています。。。思い返せば、ロプロ(日栄)などは、悪材料は出尽くさず、下落の一途をたどってしまって、しかも、100株からの株主優待が1000株に変更され、もういいやと、投げたあたりで反発してしまうという不幸があり、やりようによっては成功していたのではないかという思いもして、複雑な気持ちでいます。それはともかく、グローバリーですが、配当が復活するとも限りませんし、そうなれば、完全な紙切れということで、上場廃止前の祭りがあったとしても、名証2部銘柄ということで、取り扱い証券会社に制限があり、踊れそうにありません。。。やはり、名証・福証などへも対応できる証券会社にも、買い余力を残して置くべきなのかもしれないと思っています。。。郵政民営化法案での暴落を期待して、しょうむない優待銘柄などの整理を進めて、現金比率を高めてきたのですが、取引証券会社を分散させていると、資金の余力に偏りができて、こういう場合に困ってしまうようです。。。
2005/8/11
昨年までは、高配当・優待銘柄を中心に買うことが多かったのですが、最近は、利食い、もしくは整理に回っている感じです。理由は、かなり上昇した銘柄が多いことや、最近の高配当・優待銘柄ブームに対して天邪鬼の血が騒いできたり、株主優待の受け取りが面倒になってきたことなどがあります。株主優待が書留や宅配便で来ると、その受け取りは、1分もかからないとは言え、用事の手が止まったり、テレビが中断してしまったりで、結構面倒なものだとつくづく思っています。それに、物を貰っても、好みもあれば、置き場所に困るし、食べ物も食べきれないし、優待券も値引きして売らねばならず、いっそのこと、配当で現金を貰うか、仕手筋介入で、ぐぐっとキャピタルゲインを頂戴する方が、何十倍もありがたいと思えてきました。
それに、以前、配当は、税引き後の利益から支払われるが、株主優待の費用は、非課税の経費扱いとなるので、優待による還元の方が、会社にとっても、株主にとっても、得だという話を聞いていたのですが、先日のマルシェの株主総会で話題になっていたように、株主優待に関する費用は、課税対象となる交際費扱いであったとのことで、これだと、企業にとって、配当と同じ税負担であり、株主優待のメリットが少ないように思われたのでした。マルシェの場合は、株主優待券に利用制限を設けて、非課税の販売促進費扱いにするとのことでしたが、利用制限のある優待券は、半値ぐらいでしか売れないことが多く、貰ってもあまり嬉くない感じで、これだと、交際費として40%強の法人税を払って、利用制限のない優待券か、配当を貰う方が良い感じです。交際費として課税対象となるのか、販売促進費などとして非課税の対象になるのかは、税務当局次第との説もあり、企業や株主にとって、どちらが得になるのか、考察する余地はあるように思われます。
株主優待制度は小株主に手厚いこともあり、海外の機関投資家は、株主優待を不公正であるとして批判するようですが、株主優待を実施したばっかりに、海外の機関投資家からそっぽを向かれてしまうより、優待がなくても、外人買いで株価が急騰するほうが、何十倍も有難いような気がしています。個人小株主を優遇するということは、大口の投資家を冷遇することでもあり、どちらが良いとは、一概には言えないように思えてきました。カゴメなどは、短期の業績をもとに一喜一憂する機関投資家よりも、顧客ともなる長くホールドする個人を優遇したいと言っていましたが、このことを個人として有難いと思うのではなく、機関投資家に好かれる銘柄の方が、個人に何十倍の利益をもたらす有難い銘柄ではないかと考えた方がよいのではないかと、ちょっと考えを変えつつあります。。。
2005年8月6日
最近も、証券広報センターと株式新聞社主催のIRセミナーへ行くことが多いのですが、なかでも、アセットマネージャーグループ3社のIRセミナーが印象に残っています。同社が買収した茨木市の日航ホテルでの開催で、株主総会以上のお土産までもらえ、わざわざ出かけた甲斐がありました。向こうにしてみれば、グループ三社のIRのみならず、運営するホテル日航や自然堂のスーパー銭湯の宣伝も兼ねることが出来たのではないかと思われました。特に会場のホテル日航は、株主総会の会場としても上の部類に入りそうな感じで、実際にセミナーの会場として、始めて訪れたことにより、その存在をありありと感じさせられた気がしました。
それはともかく、長年、ホールドしていた川島織物ですが、これでやっとおさらばできました。安値に売り込まれたボロ株集めの一環でしたが、まさかこのようなことが起こるとは、夢にも思っていなかった感じです。株主総会でお土産をもらったり、懇親会で飲食に与ったりと、ほんのささやかな楽しみだったのが、こんなことになるのなら、もっと、ホールドしておけばよかったと悔やまれるところです。今後また、このようなことが起こってほしいと思う今日この頃です。。。
リンク集の方も、変更のあったページなど、若干、手直ししたりしています。なんとなく、消滅したページもあったり、リンクをはずしたページもあったりしますが、ご意見あれば、お聞かせください。。。
2005年8月3日